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いわいレポート:第15回
先のことは誰も分からない。しかし仮に一分先のことでも分かれば、交通事故でも避けることが出来る。タイムマシン願望は、ここにある。私たちが情報を集めたり、色々考えるのは、ほとんどが先を読むためである。ただし多くの人は、「昨日のとおり明日もあるだろう」と考える。仕方ないとも言えるが、思考放棄でもある。
私は多少先を読む原則を知っている。この原則をご紹介したい。初めに実例を上げます。
自民党の福田氏が新首相に就任し、相も変わらぬ派閥均衡内閣が発足した。では、政局はどう変わるだろうか。福田氏は「民主党とも粘り強く話し合い、一致点を求めて行く」と言い、マスコミの論調もこうした姿勢を概ね評価している。しかし、いずれにしても、新首相は衆議員解散の総選挙を行うしかない。
自分の行う総選挙で選んだ議員を持っていなければ、総理総裁といえども権力を持たないのは、安倍氏の例でも明白である。恐らく来年の予算成立後までには総選挙を行うしかない。では、この選挙で与党は勝つのか、負けるのか。私の予想は、間違いなく負けるである。ここで政権は野党に移る。戦後自民党政治というシステムが崩壊するのである。 こんな簡単な予測はない。なぜかと言うと私の考えは、“与党が過半数を割るのか、守るのか”ではない。“与党が7割の議席を維持できるわけがない”ということである。
与党が7割を獲得できなければ、 参院を民主党が押さえている限り、法案が通らないということである。それでは政権が維持できない。
議員・政党の最大の目標はなにか。与党となり権力を握り、国家予算を手に入れることである。民主党を中心とする野党に政権が移るとなれば、雪崩現象が起きる。 最後に公明党も参加する。 これも、この党の本質を考えれば、当然のことであるが、とりあえず皆さん、考えてください。
先を読む原則は、まず自分のいま持っている常識にとらわれないこと。事の本質がなにかを考えることです。この説明は次回以降にお話しします。
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