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いわいレポート:第11回
いま中小企業のM&A(企業買収)が積極的に始まっている。銀行が斡旋して、言葉巧みに優良中小企業を投資家に売るわけである。
とくに後継者がいない企業などに、「貴社をM&Aで優良企業に売ってくれないか。買った会社が貴社の事業を継続するので、得意先にも仕入先にも迷惑をかけない。社長さんは最高顧問として今後もご指導いただく。会社を売るのであるから、かなりの報酬を差し上げることもできる。なにより貴社は無借金となり、個人保証を解約させていただく。ぜひご決断いただきたい」と誠によいことずくめである。
しかし、私は申し上げた。“オオカミは白い手を出し優しい声を出す”と。ほとんどの投資家の本音は、貴社の事業を継承発展させることではない。貴社の不動産が欲しいだけである。
もちろん事業を発展させる能力のある部下がいれば、この連中を派遣させて一応努力はする。しかし、大企業がいま、いくら優良といっても中小企業を乗っ取り発展させるための努力など、しない。
また、投資家は社長に送り込めるような人材を持っているわけがない。銀行の本音も3〜5年の間に中小企業から手を引き、担保不動産を売却したいということであるから、いずれの本音も貴社の不動産買収に過ぎない。
しかし、正常取引先企業に「担保不動産を売って会社を解散しろ」などと言えるわけがない。結局、形だけM&Aで会社を存続発展させると言い、半年から1年の間に事業は廃止するのがほとんどである。
くれぐれも甘く考えないように警告する。いずれにしてもM&Aの話があれば、ぜひ一度、滑驪ニドクターに相談してください。適切なご助言をします。
■必ず救済致します。企業ドクターまでご連絡ください。電話:03-3980-3861
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